【ソウル=鈴木壮太郎】韓国統一省は5日、南北高位級会談を開催すると発表しました。
9日、板門店での開催だそうです。
開催場所は板門店の南側にある韓国の施設「平和の家」。
とても、平和に会談出るとは思えませんが・・・
これに北朝鮮が応じたというのです。
北朝鮮の考えや本当はどのような意図なのかという部分を暴いて見たいと思います。
目次
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まず南北会談とは何?
南北会談とは、南北首脳会談の略です。
2000年6月 13~15日、
朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮) のピョンヤン (平壌) で行われた大韓民国 (韓国) のキム・デジュン (金大中) 大統領と北朝鮮最高指導者であるキム・ジョンイル (金正日) 労働党総書記による直接会談のことです。


この年の4月に両国特使がペキン (北京) で行なった非公開会談で合意されたもので、第2次世界大戦後、南北に分断された両国の首脳による初の直接対話となりました。
首脳会談の結果、両国首脳は、
● 統一問題の自主的解決
●統一案をめぐっては韓国の連合制案と北朝鮮の連邦制案に共通性を認める
● 離散家族訪問団の交換と人道的問題の解決
●経済協力を通じた民族経済の発展と,社会や文化,スポーツなどの分野における協力と交流の活発化
● 合意事項を早期実現するための対話の開始
からなる5項目の南北共同宣言に署名しました。
さらにキム・ジョンイル総書記が適切な時期にソウルを訪問することも合意された。
北朝鮮の核・ミサイル開発問題、在韓米軍の撤収問題など安全保障面においては課題も残されましたが、
南北の和解と統一を目指し、緊張緩和をもたらすこの会談により、東アジアの冷戦構造にも変化の兆しがみえはじめることとなりました。
なお、94年6月北朝鮮を訪れた J.E.カーター元アメリカ大統領が南北首脳会談の開催を提案し、
当時主席であったキム・イルソン (金日成) は受入れたものの、翌月同主席が死去したために実現しなかったという経緯があります。
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北朝鮮が南北会談を受け入れへ
韓国のメディア各社は5日、
韓国が提案していた9日の南北会談開催を北朝鮮が受け入れたと報じました。
南北境界線上の非武装地帯(DMZ)にある板門店で行われる予定の会談で何を話すのか?という部分についてですが、
その内容は来月開幕する平昌冬季五輪(オリンピック)に北朝鮮選手団が参加する方法が主だということです。
北朝鮮の参加に注目が集まっています。
北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。
金正恩は、1日に発表された「新年の辞」で、「冬季大会に参加すれば、民族の団結を示す良い機会になる」と話していたそうですが、
一方ではそれは外見だけだ。表向きの意見だという意見が多く寄せられているようです。
韓国統一省の幹部はAFP通信に対し、北朝鮮から会談の提案に応じるとの連絡がFAXで送られてきたと語ったそうです。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は今月1日の新年の辞で、韓国で2月に開幕する平昌冬季五輪に選手団を派遣し、南北対話を探る考えも示したそうです。
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北朝鮮の本当の狙いは何?
今回、北朝鮮が南北会談に参加することを示しましたが、
これには違和感を覚えている人がたくさんいます。
●北朝鮮本気で対話する気だとは思えない
●北朝鮮の時間稼ぎ
●韓国は北朝鮮のペースにはまっている
●このタイミングでのこの決意は3カ国を混乱に巻き込んでいるだけ
このようなことが囁かれている中、
北朝鮮は本当のところ何が目的なのか、会談後どう出るのか、という部分についても注目が集まっています。
親睦を深めるというよりは、警戒が高まっているといったほうが正しい状況といえるでしょう。
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まとめ
このタイミングで北朝鮮の南北会談への参加。
確かに、挑発を続けて異常な行動をとってきた北朝鮮ですから、
本気で対話する気だとは思えないですね。
3カ国を混乱に陥れるため?
それともただの気分?金正恩は結構気変わりしますしね。
その裏ではどんな感情や意図が隠れているのでしょうか。
各国は警戒を高めているようです。
この先また新たな情報が入り次第お伝えしたいと思います。
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