北朝鮮を観光ツアーで訪れたアメリカ人大学生が、
想像以上に酷い姿で帰国していたことがわかりました。
北朝鮮に約1年5カ月にわたって身柄を拘束されていたアメリカ人大学生オットー・ワームビアさん。
何が起こったのか明確にならないまま、今年6月15日にアメリカに帰国しました。
世間には、北朝鮮から帰国後に死亡した事実しか伝えられていませんでしたが、
ここにきて事態は一転!
ワームビアさんの両親が初めてFOXテレビのトーク番組「フォックス&フレンズ」で取材に応じたそうです。
どのようなことが語られたのでしょうか。
詳しく見ていきます。
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目次
まず、何があったの?
ワームビアさんは2016年に北朝鮮まで旅行に来ていました。
ホテルにあった政治宣伝ポスターを盗もうとした疑いで、北朝鮮に拘束されました。
ワームビアさんは約1年5ヶ月に渡って拘束されていました。
今年6月に解放されましたが、その理由として健康状態の悪化があったそうです。
そうして解放されたワームビアさんですが、米国に帰国した際には意識不明の状態で、数日後に死亡したというのです。
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帰国したワームビアさんの状態
ワームビアさんの両親から語られたのは、北朝鮮から帰ってきた息子の異様な様子でした。
激しくけいれんし、昏睡状態になったと言います。
一体何をされたのでしょうか。
オハイオ州で息子の帰宅を待ち構えていた両親はこの変わり果ててた息子の姿を見て、信じられなかった、
何が起こったのかわからなかったでしょう。
変わり果てた息子の姿に両親は目を疑ったそうです。
この時点で北朝鮮が「非人道的」という事は承知していました。
北朝鮮のホテルの展示物を盗もうとした罪で1年以上投獄されていたワームビアさん。
ワームビアさんは脳を傷つけられていたのだとか。
それにしても、
ワームビアさんの状態は、想像以上に酷かったそうです。
母親のシンディさんはあまりにも恐ろしい光景におののいてしまったのだといいます。
久しぶりに息子に会える!と待ちきれない思いを胸に、ワームビアの乗る飛行機に乗り込んだ両親。
しかし、その瞬間に聞こえたのは、医療機器の不気味なハウリング音。
両親は「それがどういうことか本当にわかっていなかった」。
久しぶりの再会を果たした息子は医療機器に囲まれ横たわっていた。
「オットーの頭は剃り上げられ、鼻には栄養チューブが差し込まれていた。体は激しくけいれんしていた。
目はぼんやりと宙を見つめていたが、何も見えず何も聞こえないようだった。
下の歯はペンチでボロボロにされたようになっていた」
北朝鮮は、「目的を持って意図的に息子を傷付けた」と、ワームビアさんの両親は語っています。
一体、北朝鮮は何をした
北朝鮮は、ワームビアを拘束するなかで残虐に扱ったり拷問したことはなく、国際基準に従って処理しただけだと言い張っているそうです。
しかし、この変わり果てた彼の姿を見る限り、
とても信じられないことだと思いますが・・・
北朝鮮側としては、
ワームビアさんが政治スローガンが書かれていた展示物を盗もうとした件で、裁判にかけ、労働強化刑を下しただけなのだと語っているそうです。
北朝鮮は「自分らは被害者だ」と言い張っているというのです。
しかし、このあまりにも変わり果てたワームビアさんの姿ですから・・・何もしていないというのはおかしいと思いませんか?
実際に、ニューヨーク・タイムズ紙が伝えていることによると、
ワームビアさんは拘束されていた間に何度も暴行を受けていたというのです。
ワームビアさんの死から3カ月以上経地ますが、依然として明らかになっていない部分や、あ書かれていない部分が多すぎるのですね。
北朝鮮はテロリストだ
ワームビアさんが死亡したことに関して両親が受けていた説明として、
「ボツリヌス中毒症で体調を崩し、睡眠薬を服用して昏睡状態になった」とされていたそうです。
ただ、インタビューでワームビアの死因に話が及ぶと両親は、「(ワームビア)は旅を終えた」と言うだけで、特定の死因は明かさなかったそうです。
ワームビアさんが帰国後に彼の治療に当たった医師は、
脳組織が大量に喪失し、筋肉、腕、脚の「深刻な衰弱と収縮」が認められると説明しました。
ワームビアさんの反応としては、
・瞬きはするものの、周りの掛ける言葉や周囲の状況を理解する兆候はない
・「応答不能な覚醒」状態
この状態の患者は、昏睡状態でも目を開くことはできるが、周りの指示などには反応を示さないといいます。
ワームビアさんの両親は北朝鮮の行動を「容認できない」と強く非難しています。
トランプ大統領もさぞかしお怒りでしょうね。
両親は「北朝鮮はテロリストだ」としている。
まとめ
息子を亡くしたご両親の気持ちお計り知れませんが、
拘束されたワームビアさんご本人も恐ろしい思いをしていたことでしょうね。
かわいそうとしか言いようがありません。
約1年半の拘束の上に、暴行を受けていた疑惑も浮上していますし、
それを1年5ヶ月耐えた彼の死は本当に無念で仕方がありません。
誰もが想像しているとは思いますが、
北朝鮮は暴行や拷問を隠し通しい「自分たつは被害者だ」面をしている、
そして暴行や拷問に対してワームビアさんが弱って来たため帰国させた、
これはあってはならないことですね。
北朝鮮が正直になんでも話すとは考え難いことですし、
「テロリスト」や「嘘つき」、「人ではない」というような意見も多くありました。
過ぎてしまったことは取り返しもつかないですが、
ワームビアさんのご冥福をお祈りしています。