東京マラソンに関する都市伝説は、かなり信憑性の高いものだと考えられる。
NPO法人「民間危機管理再生機構」が作成した資料の中で、「東京マラソン2007における行政の意義」というものを発見したのだ。
その中身によると・・・
今回行政側が主催した「東京マラソン2007」の意義は「帰宅行動者の誘導訓練と統計的データ収集」という側面も兼ね備えている。
大都市で開催される市民参加型のマラソンというのは必ず悦の側面も併せ持つのだ。
なぜなら、同時にリスクも発生するからだ。
特にテロが頻発する近年ではこのような注目イベントは格好の標的になりやすいのである。
よって、主催する行政にはリスクに見合うリターンが必要なのだ。
大都市で行われる市民参加型マラソンのリターンは危機管理体制の確認と訓練、およびデータの収集にある。
・・・と記載されていました。
やはり、多くのリスクを背負って開催する大都市の市民参加型マラソンは、そのリスクに見合う「何らかの狙い」が潜んでいるようだ。
ちなみに2009年からはマラソン開催日に限り「屋形船東京と協同組合」が屋形船を無料で乗船できるサービスを開始した。
こちらも災害時を想定して、屋形船での無料搬送を応援者に体験してもらうのが目的だ。
地震などによって橋が使えなくなった際の搬送訓練の一環で行っているという。